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占いとの付き合い方

巷には、沢山の占い…星座や四柱推命、霊感占いなどが数多く溢れています。

昔は雑誌の占いページなどで目にする以外は、興味を持って探そうと思わない限り占いはそれほど近い存在ではなかったような気がしますが、ネットの普及に伴いたくさんの人にとって割と身近な存在になったのではないでしょうか。

私と占いとの出会い

私も、雑誌の占いページ・毎朝の情報番組の占いコーナーをついチェックしてしまうタイプですが、どっぷりと占いに嵌ってしまったのは数年前の事でした。

人生において一番辛かった時期、誰にも相談できず、先も見えない…そんな時、電話の霊感占いに嵌ってしまったのです。

話を聞いてもらえるだけで、受け止めてもらえるだけで、とても救われる気がしました。

霊視をしてもらって、相手の今の気持ち・これからどうなるか・どういう行動をとったらいいか…など具体的に言われ、それが望んでいた結果に近ければ安心して、精神的に不安定になればまた電話をする…そうして一時期は毎日の様に電話をかけていました。

 

お気に入りの先生に繋がらない時は繋がるまで待つ事が出来ず、他の先生に電話して、また一から説明して…の繰り返しでしたが、今思えばまさに依存状態だったと思います。

 

精神的に不安定だから、安心を求めて占いに頼る…そんな中でも、言われて嫌な事、当たって欲しくない事をいう先生に対しては「この先生は当たらない！」なんて…今思えば自分で好きな様に無意識に情報管理していたような気がします…(笑)

実際、すごい！当たる！と思った事も多々あります。

「今日は相手の方は呑み会に参加してるんじゃないかな」と言われてそのとおりだったり…。
相手が何が理由で怒っているか分からない時に「〜って伝えなさい」と言われ、そのとおり伝えた所、「ちゃんと気持ち伝わってたんだ」と驚かれたり…。

占いにはまりすぎると危険？

けれど実際、毎日の様に電話占いにかけていた時の出費は凄まじいものでした。普通の状態ではとてもじゃないけれど考えられない金額が時間とともに流れて行く…あの時の自分には必要な経費だったんだと思うようにしていますが、本当に普通の精神状態じゃなかったんだな、と。

今、状況が落ち着き、占い依存状態から抜け出せたから思う事は…結局は自分次第と言うことです。

心が楽になるなら、占いに頼るのもいい！

でも、自分の気持ちを受け入れるのも、行動に移すのも、自分です。

 

100%、占いを信じて頼るのではなくアドバイス程度に聞ける余裕を持った方がいいかなと思います。
そうは言っても、真剣に占いをしてもらいたい時は心の余裕もない時が多く…難しい所ですね。

 

この間、久々に無料の手相占いをやっていたのでみてもらいました(笑)
いい事は素直に喜んで受け取り、悪い事は「ではどうしたらいいか？」を聞き、悪い事＝いい事に変えれる！という事で満足して帰ってきました(笑)

毎朝の情報番組の占いも、いい時はラッキー！悪い時は（世の中に何人同じ星座の人がいるんだ！）と自分に都合よく解釈しています。

占いに救われる人がたくさんいる事は事実でしょう。

でも、結局自分を救えるのは自分なんだ！という事は常に心の片隅において、人生が豊かになるようにうまく付き合っていけたらいいですね。

占いとの付き合い方の変化

今でも占いは大好きで、基本的には楽しい遊び感覚で占いを利用しています。

テレビの情報番組で毎日伝えられる占いをチェックするのはもちろんのこと、スマホの占いを利用したり、数年に一度は地元の占い師がいる店に足を運んで占ってもらったりしています。

占いをする理由、続ける理由はやはり、ちょっと悩んだときに、運に任せて誰かの言葉をもらうことで気持ちがスッキリするからです。

中には、占いの結果の良いことは信じるけど、悪いことは信じないと言う人もいますが、私は良いことも悪い言葉もその時の私に与えられた言葉だと思って全て信じるようにしています。

ただし、その答えに依存する生き方は絶対にだめだと思います。

占い結果は、忠告程度に留めておいて、自分の意思や信念を曲げてはならないと思うのです。

ですから、占いの結果が良くても、悪くても、素直に解釈して受けておりますが、占いに左右されて自分のやりたいことをやらないだとか、選択のすべてを占いに任せることはありません。

私の占いの楽しみ方としては、恋愛や友人関係のことについてのちょっとした悩み事なら、スマホの占いアプリで占ってみたり、タロットカードで自分で占ったりして、自分の気持ちを整理しています。

好きな人ができたときも、まずスマホから2人の生年月日を入力して、相性占いをしてしまうのは学生時代からの習慣で、大人になった今でもやめられません。

やっぱり、どうしても客観的にみた2人の相性を知りたくなってしまうのです。

きっと女性のほとんどは、同じようなことをしているのではないでしょうか？

好きな人との相性が最高と出た日には、しばらくハッピーな気分が持続します。

実際は2人の相性をパーセンテージにしたところで、2人の気持ち次第だということも分かってはいるのですが、このような形でプチハッピーにしてくれる占いがやっぱり大好きです。

悩み事が少し大きい場合や、具体的なアドバイスが欲しいときには占い師がいるお店で占いをします。

例えば、結婚のことや、家族のことなど。

最近では、年子の妹が結婚する気配が感じられないので、心配になり妹の結婚について占い師に占ってもらいました。

彼女の基本的な性格も占い師の言葉と一致していましたし、私が知る妹の過去の恋愛と、占い師が語る妹の恋愛傾向も見事に一致。

ですから、運勢のバイオリズムによる婚期などを教えてもらうことができて安心することができました。

軽い悩み事や、気になる事項くらいならサクッと自分で占ってみようという気になりますが、やはりシリアスな内容であったり、困り事の度合いが強いと、プロの占い師さんに相談したくなります。

占いについて｜まとめ

こうやって占いを使い分けることで、今まで自分の中で楽しく占いと付き合ってくることができました。

占いは依存しなければ、人の心を落ち着かせたり、ささやかな幸せを人々に与えてくれるもの
だと信じているので、きっとこれからも困った時に占いを続けてます。